営業職の副業ってどんな仕事?メリット・デメリット・注意点もご紹介

営業 副業

営業職の副業はどのようなものなのでしょうか。
営業職の副業は、本業以外の企業と業務契約を結び、商材を企業や個人に売り込む仕事です。
収入アップやスキルが身につく等のメリットがある一方で、成果が出なければ収入が得られないなどのデメリットもあります。
今回は、始める際の注意点についても言及していきます。

営業職の副業ってどんな仕事?

営業職の副業は、本業以外の特定の企業と業務委託契約を結び、商材を企業や個人に売り込む仕事です。
本業が休日のときに営業スタッフとしてパートタイムで別の企業に勤務するということになります。
求人サイトでは、「完全成果報酬制の営業スタッフ」を募集しているところもありますが、昨今ではクラウドソーシングサイトやマッチングサイトを活用した募集も増加傾向にあります。

営業職の副業は どれくらい稼げる?

積み木 円
営業職の副業収入は、成約件数or売上に応じた手数料によって決まります。つまり営業活動を行う時間数や取扱い商材によっても稼げる金額は大きく異なります。

例)生命保険代理店で営業職の副業を行った場合

獲得した契約で、顧客が1年間に支払う保険料に応じた手数料分の収入が得られます。
年間保険料が18万円で手数料が5%と仮定した場合、契約1件成約すると¥9,000の収入が得られるということになります。
保険の契約が成約すればするほど、収入アップが見込めるというわけです。

営業職で副業をするメリット・デメリット

営業 副業 メリットデメリット

メリット

・本業で培った営業力をそのまま活用できるため、副業を始めやすい
・収入アップが見込める
・スキルが身につく
・人脈が広がる
・独立や起業のきっかけとなる
・オンライン商談が普及しているため、時間や場所の柔軟性が高まっている

デメリット

・成果が上げられなければ収入が得られない
・副業に力を注ぎすぎると本業がおろそかになる
・本業の就業時間内にトラブルが発生しても迅速な対応ができない

営業職で副業を始める際の注意点

営業 副業 注意点

本業の勤務先の就業規則を確認する

営業職の本業先の就業規則で、副業が認められているかどうかを確認しましょう。
昨今の働き方改革により副業解禁が増加していますが、禁止あるいは届け出制にしている企業も少なくありません。
したがって、副業を始める前には会社に相談することが大切です。

確定申告が必要

確定申告が必要なケースは、本業以外での収入が年間20万円を超えた場合です。
確定申告の方法は、毎年2月16日〜3月15日に最寄りの税務署へ出向くか、電子申告(e-tax)での申告も可能です。
つい失念してしまうと、税務署から調査が入るだけでなく追徴課税を納めなければならないこともあるため注意が必要です。
また、節税効果が高い青色申告の承認手続きもしておくことをおすすめします。

▶▶副業でも収入・所得がある限りは確定申告が必要?

▶▶副業での確定申告のやり方まとめ!

自己管理をしっかりと行う

営業職に関わらず、副業に取り組むことで本業の就業時間外や土日に働くことが増えるため、休息時間や睡眠時間が削られてしまうことも。
副業を始めて収入がアップしたとしても、体調を崩してしまえば本業にも支障をきたしかねません。本業と副業のバランスを保つことが大切です。

営業職の副業の始め方

営業職は、副業といえども取り扱う商材をゼロから開拓していくのは至難の業です。そこで、ここからは営業職の副業をスムーズに始めるための方法についてご紹介していきます。ポイントは…
・クラウドソーシングサイトの活用
・フランチャイズチェーンに加盟

クラウドソーシングサイトに登録

クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい企業または個人などのクライアントと案件を受注したい人をマッチングさせるための場です。仕事を発注したいクライアントは、インターネット上で不特定多数の人に仕事を依頼する、あるいはアイディアを募ることが可能です。一方受注する側も自分にできる仕事を受注し、納品して収入を得ることができます。
クラウドソーシングサイトには、営業職の副業も多数掲載されています。またコンサルティング・スキルシェアやWebライティングなど、営業職としてのノウハウを提供する仕事もあります。
登録費用は無料で、副業で得られた収入の中からサイトで決められた手数料が差引かれ振り込まれるというシステムです。中には、営業職に特化した際ともありますので、仕事内容や報酬額を見極めて自分に合ったサイトを活用して副業を始めてみるのも一つの手と言えるでしょう。

フランチャイズチェーンに加盟

フランチャイズに加盟して、オーナーとして副業を始めてみるという方法もあるでしょう。
店舗やビジネス運営方針は、本部の方針に沿った形で行うことになりますが、自分が営業職で培った売上を伸ばすためのノウハウを従業員に展開していくことは可能です。ただ、フランチャイズに加盟するためには、数十万円程度の加盟金が必要となります。そのため、将来的な人生設計も含めて資金繰りの計画をしっかりと立てる必要があるので注意しましょう。
また、ロイヤリティゼロであったり、あるいはまた無店舗型のフランチャイズもありため、週末起業という形で始める方法もあります。

営業職でおすすめの副業6選

不動産ビジネス

アパート経営や空き家活用などの不動産ビジネスがありますが、不動産売買や仲介の代理店を運営するフランチャイズも注目度が上がってきています。これまで営業職で培った、豊富な提案力を活かせる副業としておおすすめです。

ICT(情報通信技術)商材販売ビジネス

企業に対してクラウドサービスやWebサービスを提案する仕事です。企業の課題を探り、最適なICT商材を組合わせるため、ソリューション営業が得意な方に向いている副業と言えます。情報通信技術の知識が求められますが、1案件あたりの売上が高額となるため、早期のに高収入を得られる可能性もあるでしょう。

マイニングマシン販売ビジネス

昨今注目を集めている、仮想通貨システムの運営に必要不可欠なコンピューターであるマイニングマシンを販売するお仕事です。マイニングマシンを稼働させるだけで収益を得られることも。固定費なしで始められるうえ、営業活動にこれまで培った分析力や市場情報を活かせる副業と言えます。

まとめ

営業職の副業は、働き方改革による残業時間の減少、テレワークの普及により注目を集めています。
あなたも 自分自身の営業スタイルを発揮して、副業での収入アップにチャレンジしてみませんか?

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