副業に資格は必要？取得するメリットと取得の際のポイントもご紹介！

副業をする際には 資格を取得した方が良いのでしょうか。
副業を行う際に 資格を取得していると次のようなメリットがあります。

・知識やスキルが向上する
・本業にもつながる場合社内評価がアップする
・転職の際にも有利
・定年退職した後にも役立つ

今回は、本業にも役立つ資格の選び方についても解説していきます。

副業に資格は必要なの？

「副業」をすることが目的なら 必要ない

副業には様々な分野があり資格が不要なものもあります。
例えば在宅でできる転売ビジネスである「せどり」などで稼ぐ場合には資格は必要ありません。つまり自分が副業でどれくらい稼ぎたいかや、やりがいなどを気にしないのであれば資格は不要なのです。

副業だけでなく本業にもプラスなら取得すべき

とは言うものの、副業に資格が全く必要ないというわけでもありません。次のようなケースでは副業であっても資格が必要になります。

・資格がないとできない仕事の場合
・資格取得することで信頼度がアップする場合
また、副業のために取得した資格であっても本業にも活かせるプラスの資格であれば、あなたの武器になるでしょう。

興味のある分野なら有効的

その他、本業に直接プラスにならなくても興味のある分野であれば有効的になることも。資格は、技術を保証する指標となるため、依頼主は安心して仕事を任せることができます。また、本業とは異なる分野へ視野を広げることで、新しい提案につながることもあるでしょう。

副業のために資格を取得するメリット

知識やスキルが向上する

副業のためであっても、資格を取得するためには様々なことを学ぶ必要があります。この学びが、直接本業に関係ない場合でも、業務に対する視野を広げることにつながるでしょう。

本業にもつながる場合社内評価がアップする

本業につながる資格や社内で推奨されているものであれば、取得することで社内での評価も上がるでしょう。
それだけでなく企業の中には、資格取得のための一時金を出したり、取得することで資格手当をつけてくれるところもあります。
つまり、たとえ副業がうまくいかない場合でも、本業で収入がプラスされる可能性があるということです。

転職の際にも有利

副業で得た資格であったとしても、それはあなたの指標となります。
もし転職する場合には、面接官に対してもアピールとなり有利に進めることも可能となります。

定年退職した後にも役立つ

定年退職した後も副業で稼ぎたい場合には、資格取得によって安定した収入が期待できます。フリーランスとして仕事を請けたり、起業する場合にも有利になるでしょう。

副業・本業にも役立つ資格の選び方

〇総務・人事系なら…ファイナンシャルプランナー、年金アドバイザー、社会保険労務士
〇営業系なら…中小企業診断士、キャリアコンサルタント
〇経理系なら…税理士、簿記１級、行政書士、会計士

【副業】資格取得のポイント

資格取得の際に重要な次のようなポイントを押さえることで、学習がしやすくなります。

経験したことのあるもの

自分がこれまでに経験したことや やってきたことに関連する資格は取得しやすいと言えるでしょう。先程もご紹介しましたが、本業に関連しているものであれば ある程度のノウハウが蓄積されているため短期間での取得が叶う可能性が高くなります。

自分にできることを洗い出す

本業に関連する資格が見つからないという方は、まず自分のこれまでのキャリアを洗い出すことから始めましょう。自分にできること、興味のあることを掘り下げることで、どんな資格を取得したいのかが見えてくるでしょう。

副業資格おすすめ【IT関連】

ここからは副業資格の中でもIT分野に関連するおすすめを3つ紹介します。

☑応用情報技術者
☑ネットワークスペシャリスト
☑データベーススペシャリスト

応用情報技術者

「応用情報技術者」は、IT関連の国家資格です。
最適なIT活用戦略を立て、企業の運営を行います。具体的には、基本戦略立案またはITソリューション、製品やサービスの実現が要件です。エンジニアでない方やプログラミング初心者の方はこの資格から目指すのもアリ！

ネットワークスペシャリスト

「ネットワークスペシャリスト」は、ネットワーク技術者であれば取得しておきたい国家資格です。
Webシステムを構築する上で、ネットワーク設計は重要です。アクセスが集中した場合でもサーバーダウンしない仕掛けや、外部からのハッキングに対抗するセキュリティの構成などを行う専門家がネットワークスペシャリストなのです。

データベーススペシャリスト

「データベーススペシャリスト」は、インフラエンジニアやデータベースエンジニアであれば取得しておきたい国家資格です。
IoT（Internet of Things：モノのインターネット）が世界に浸透している昨今、それらから得られたデータは単に蓄積するだけではなく、使いやすい形で保管する必要があります。そこで最適なデータベースを設計する専門家であるデータスペシャリストが必要なのです。

副業資格おすすめ【総務・人事】

副業資格の中でも総務・人事のスキルを活かせるおすすめを3つ紹介します。

☑ファイナンシャルプランナー（FP）
☑年金アドバイザー
☑社会保険労務士

ファイナンシャルプランナー（FP）

「ファイナンシャルプランナー（FP）」は、国家資格と日本FP協会による公的資格があります。
銀行や証券また保険などの金融業界や住宅メーカーなどの不動産業界においては、ファイナンシャルプランナーの知識が役立ちます。また、自分の生活設計においても生涯において考えたいお金のギモンについても解決してくれるでしょう。

年金アドバイザー

「年金アドバイザー」は、年金に関する相談やアドバイス、年金額の試算などを行える資格です。
銀行業務検定協会が主催している公的資格であり、高齢者が増えてくるこれからの時代に合った資格といえます。

社会保険労務士

「社会保険労務士」いわゆる社労士は、人事労務系の仕事をしている人におすすめの国家資格です。
就業規則の整備や企業内の管理・人材育成に関する業務を取扱うため、人事の仕事をしている人にはおすすめの資格！いずれ独立して事務所を構えることも可能です。

まとめ

副業・本業に関わらず資格取得はメリットの多い試みです。
あなたもチャレンジしてみませんか？