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味蓼 史麻(ミタデ チカフサ)
薬学部修士課程修了後、医薬品や医療機器の研究開発を行う外資系企業へ入社。血液診断の試薬開発に携わる。その後、医療機器メーカーでの品質保証や認証機関でのISO審査、医薬品データを取り扱う企業でのISO導入等を経験。2022年株式会社シーオーレンズ入社。カラーコンタクトレンズ事業立ち上げに携わる。
株式会社シーオーレンズ
株式会社シーオーメディカルの子会社としてコンタクトレンズの製造販売を行う。
前職を退職してからしばらく何もしていない期間がありました。そんな中、転職コンサルタントの方から連絡が来てシーオーレンズで募集があることを知り、応募、面接に至りました。
品質保証システムに携わってきたこれまでの経験を買っていただき入社の運びとなりました。
これまで様々な会社で働いてきましたが、どの会社もご縁がないというか、フィットしない経験が多くありました。その度に転職活動をしていましたが、今度は私の年齢と会社がマッチしませんでした。
職種は基本的に医療系の仕事を探していました。薬機法の関係上、薬剤師を求めるようなポジションの募集がいくつかあるので、そういった職種を狙って転職活動していました。
シーオーレンズへの入社の決め手は、社長の瀬出井さんとの面接が非常に印象的だったことです。社長という立場にも関わらずフランクで、かつ、奥深いことを言う社長とお話しして、「この人の下で仕事をしてみたい」という動機が生まれました。
転職して一番良かったことは、母体のシーオーメディカルも含めて、会社全体の雰囲気や人間関係が非常に良い会社に入社できたことです。あとは瀬出井さんの求心力ですね。これまで出会ってきた社長達とは大きく違って清廉潔白な人柄。それにも非常に驚きを隠せないです。
そして、色々なことに挑戦させてもらえる環境です。品質保証のポジションで入社したと思ったら、いきなり流通や輸入の仕事をすることに。品質保証にとどまらず物流や工場関係まで幅広く担当することでキャリアの可能性が広がりましたし、やっていて面白いですね。
入社前に不安だったことは、シーオーレンズが2、3人の小さくて若い会社だと聞いていたので、一般的な会社や組織として機能しているのか、また、福利厚生などの待遇の面が気になっていました。
実際に入社して感じるのは、若いといっても、できたばかりの会社という感じは全くしないですし、若いから何かができないとか、そういった不自由さを感じることは全くないですね。
企業として順調に動いてるなという雰囲気を感じています。
大変な点は、私たちの仕事はお客様にコンタクトレンズをお届けするまでに、海外の製造拠点、輸出を行う会社、輸入品を管理する倉庫、販売元など多くの企業が関係します。これらの全体の状況を見ながら新しい製品を製造元に発注するというサイクルがあるので、1社だけでクローズできず、我々だけの考えでは動けない点は大変ですね。
そういったことを調整しながらいい商品をより早くお客様へお届けできるように、日頃から同僚や取引先とのコミュニケーションを大切にしながら仕事をしています。
私のこれからの展望は、売上や品質、ブランド力を上に向かってどれだけ伸ばしていけるかを考えながら会社を動かしていくことです。
小さな会社はある意味チャンスに恵まれていると思うんですよ。伸びしろしかないじゃないですか、上しか見えていないですから。それが非常に魅力的な部分だと思います。
今、世の中の流れとして、定年が65歳になろうとしていて、70歳まで年金をもらえない状態になりつつありますよね。
正直に言うと、65歳から70歳ぐらいの人って政府が思ってるほど頑丈じゃないと思うんです。やっぱり認知症とかいろいろな問題が出てくると思います。
65歳になったから「じゃあ、あとは自分でよろしく」と言われても困る。だからこそ「働けるうちに働く」ことが非常に大事だと思います。
ただ、「がむしゃらに働いて何も残さない」というよりは、周りのことを考えて、また、誰しも余生があるのでそこに対して「どれだけ蓄えができる仕事を続けていくか」「ずっと収入を得ることができるか」が大切だと思います。
これから定年を迎える50代の方は「定年後どのように生きていくか」を早いうちから自分で計画するか、あるいはそういったことを考えてくれる会社や組織に属するかのどちらかが重要になりますね。
私がシーオーレンズに入社できたように、シニアのセカンドキャリアのチャンスはこれからたくさんあると思うんです。
ただ、そういった職場に恵まれたり、出会えることは少ないので、転職コンサルタントを頼るのも一つの手ではありますが、まずは「自分のやりたいこと」や「余生や将来的なこと」、「何ができて何を収入源とするか」ということを常に考えて、いざチャンスが来たときにパッと掴む。その体制を整えておくのが一番大事かなと思います。そのためには、やっぱり体力、知力、気力は十分に準備しておく必要があると思います。